お食い初めの儀式で使う食器|お祝い膳
器の色が赤ちゃんの性別で異なり、男の子は内外ともに朱色で女の子は黒色で内側が朱色となります。
お食い初めにはお色直し式という風習があります。
お食い初めの食器は正式には漆器で高足の御膳にしつらえます。
この御膳は母方の実家から贈られる事が一般的ですが、家紋は婚家(嫁ぎ先)のものをいれることが多いようです。
すべての事が初めてのことですので、食器は新しいものを用意します。
お食い初めは大事だけれど、一度きりしか使わないからもったいない! と良く耳にします。
お祝いのお膳は昔からよく初節句やお正月に使われたものです。現在でも京都などではお正月に使われているご家庭が多くあります。
また、お正月や節句だけでなくお誕生日などにも使えます。
購入したお祝いの食器はしばらくはお母様の宝物にして下さい。
ちょっと場所を取るかもしれませんが、幸せな儀式に利用した食器は大切にしまっておきましょう。
そしてお子様が赤ちゃんを授かったら是非将来譲ってあげて下さい。
きっと伝わることがたくさんあるはず。大切にされていたことを実感して、自分の子供も大切にしようと思うことでしょう。
そしてまた次の世代に大切なことが受け継がれていくのではないでしょうか?
お食い初めのお祝い膳は取り扱いが大変だといわれていますが、中性洗剤をつけてやわらかいスポンジで洗うだけです。
現在では漆器を模したプラスチックのような樹脂製のお手頃なものも販売されています。
食器があると写真映えは間違えないのでご用意できるに越したことはないでしょう。
でもやっぱり購入するまでは…と思われる方はレンタルのお祝い膳を検討しても良いでしょう。
お食い初め食器のレンタル
赤ちゃん食器などに手作りのお食い初め料理を用意されることも多い今どきですが、
やっぱりきちんとしたお食い初め膳に盛り付けると料理もより一層映えます。
レンタルのお食い初め食器を使うとより本格的な儀式のようになりますので記念撮影にぴったりです。
レンタル食器は勿論新品ではありませんのでスレや多少のキズなどは致し方ないこと。気になる方にはお勧めできません。
まとめ
お食い初めの食器が無くてもお食い初めは出来ますが、写真映え抜群ですのでご用意できるに越したことはないでしょう。
購入することに抵抗がある場合はレンタルの食器もあります。
購入した器は、初節句やお正月などにも利用できますしそれが終わったら大切にしまっておいて将来お孫さんが産まれた時にプレゼントしてみてはいかがでしょう?
きっと素敵な贈り物になります。